2011年11月28日月曜日

IFR Cross Country

こんにちわ。5-1期生のたしろです。

現在、5-1期生のほとんどがIFR(計器飛行)訓練に励んでいます。
自分もその内の一人で先日、私たちのいるGrand Forks から160NM(約250KM)離れたBismarckという所まで高度8000feet(2400m)まで上がって4時間半かけて行ってきました。

その間は訓練用のフードを被りますので外は最初のTake offとLandingする時以外は見れません。
VFR(有視界飛行)訓練とは違って外を見る楽しみはありませんし自由なFlightは出来ませんが、管制の指示に従い決められたルートを飛んでいく。まさにAirlineの内容をやっています。管制の指示に常に耳を傾けて、とても集中力を必要とするFlightでいいFlightができたかと悪いFlightだったかははっきり分かれますが、前聞けなかった管制が次のFlightの時は聞けてうまくいくと、とても達成感があります。

現在の訓練状況はこんな感じです。


以前にもこちらの日常生活で紹介されていましたが、近くにコンビニは一軒あるものの買い物したり移動手段に重宝するのが自転車です。これから冬になるので使用頻度が少なくなるでしょうが、その自転車が日本製ではありえない壊れ方をしました。
乗ろうとしたら前輪が外れるという事態に、走っている最中だったらと想像するとゾッとしますが…。先輩からの情報ですぐ壊れて当たりハズレが激しいとは聞いていましたが…ハズレを引いたようです。たった2カ月しか乗っていないのに・・・130ドル。
アメリカでの自転車購入の際には、ご注意を!

2011年11月8日火曜日

夜間飛行

 最近はサマータイムも終了し、紅葉していた葉も風に散り、そろそろ本格的に冬になってしまうんだなーと感じています。

今回のブログを担当します中島 亮です。 よろしくおねがいします。

さて、はじめに書いたようにグランドフォークスはまもなく冬を迎えます。
現在でも午前7時ぐらいに外へ出るときれいな星空を見ることができたり、朝と夜は気温がマイナスになることも少なくありません。
これから毎日氷点下と雪を見る冬を考えると、寒いのがとても苦手な自分には人生19度目にして最大の地獄になりそうです。
冬の話はこの先まだまだ話題に出るだろうと思いますのでこのへんにしといて、ここからは今まで訓練の中で印象に残ったフライトの話しをしたいと思います。


現在に至るまでに私たちは色々な状況や季節で訓練をしてきました。
そしてそのほとんどの訓練は有視界飛行方式だったので外を見ながら飛ぶことができました。
その中でも私が一番好きな訓練が夜間飛行です。
やはり夜間での機内からみる外の景色はとても素晴らしいものです。
空港は青や緑、赤に白などの光が灯され、一度離陸すると下には街の光が、上には月や星の光が明るく夜空を照らす。その空を飛ぶと訓練してきてよかったと心から思えます。
この状況でJAZZの"Fly me to the moon"や"Come fly with me"などを聴けたら最高でしょうね。
これでソロフライトだと最初から最後まで自分の手で飛んでいけるのでものすごく気分のいいフライトになります。
今は訓練内容が違うので外を見て飛べる時間が著しく減ってしまったのですが、また夜空を今度は日本で自分の手で飛んでみたいものです。


 ところで隣に張っている写真は飛行機の灯火を特殊な撮影方法で撮った写真です(拾い物ですが)が
この写真を見ると飛行機が「道」に沿って飛んでいるのがよくわかります。これらはジェット機を撮影したものですがグランドフォークスの空港やほかの空港でも同じような写真が撮れるでしょう。
今では私たちもこの「道」を使う計器飛行方式の為の訓練を行っています。

まだまだこの留学の目標のCommercial Pilotの免許取得、JCABの突破までの道のりは長いですが全員が留学を無事に終了できるようにこれからもがんばっていきます。

ではこれくらいで筆をおいて次はまた違う人に書いてもらうとしましょう。

それでは