2011年11月8日火曜日

夜間飛行

 最近はサマータイムも終了し、紅葉していた葉も風に散り、そろそろ本格的に冬になってしまうんだなーと感じています。

今回のブログを担当します中島 亮です。 よろしくおねがいします。

さて、はじめに書いたようにグランドフォークスはまもなく冬を迎えます。
現在でも午前7時ぐらいに外へ出るときれいな星空を見ることができたり、朝と夜は気温がマイナスになることも少なくありません。
これから毎日氷点下と雪を見る冬を考えると、寒いのがとても苦手な自分には人生19度目にして最大の地獄になりそうです。
冬の話はこの先まだまだ話題に出るだろうと思いますのでこのへんにしといて、ここからは今まで訓練の中で印象に残ったフライトの話しをしたいと思います。


現在に至るまでに私たちは色々な状況や季節で訓練をしてきました。
そしてそのほとんどの訓練は有視界飛行方式だったので外を見ながら飛ぶことができました。
その中でも私が一番好きな訓練が夜間飛行です。
やはり夜間での機内からみる外の景色はとても素晴らしいものです。
空港は青や緑、赤に白などの光が灯され、一度離陸すると下には街の光が、上には月や星の光が明るく夜空を照らす。その空を飛ぶと訓練してきてよかったと心から思えます。
この状況でJAZZの"Fly me to the moon"や"Come fly with me"などを聴けたら最高でしょうね。
これでソロフライトだと最初から最後まで自分の手で飛んでいけるのでものすごく気分のいいフライトになります。
今は訓練内容が違うので外を見て飛べる時間が著しく減ってしまったのですが、また夜空を今度は日本で自分の手で飛んでみたいものです。


 ところで隣に張っている写真は飛行機の灯火を特殊な撮影方法で撮った写真です(拾い物ですが)が
この写真を見ると飛行機が「道」に沿って飛んでいるのがよくわかります。これらはジェット機を撮影したものですがグランドフォークスの空港やほかの空港でも同じような写真が撮れるでしょう。
今では私たちもこの「道」を使う計器飛行方式の為の訓練を行っています。

まだまだこの留学の目標のCommercial Pilotの免許取得、JCABの突破までの道のりは長いですが全員が留学を無事に終了できるようにこれからもがんばっていきます。

ではこれくらいで筆をおいて次はまた違う人に書いてもらうとしましょう。

それでは