2012年4月3日火曜日

春風到来。

       みなさんいかがお過ごしでしょうか。初ソロの記事以来の登場になります。保子(ほし)です。
日本では未だ寒さが残り、春の嵐と聞きましたが、こちらグランドフォークスは、ひと雨ごとにあたたかくなり、やわらかな春の日差しの中、過ごしやすい季節となりました。

GFKに到着したばかりの6-1のみなさん

  そんな春の訪れとともに先日、6期生の前半組が到着しました。みな、不安や緊張感の中にも、やってやるぞという確かな決意も感じることができます。

ということは、僕ら5-1がこちらに来て、ちょうど一年経ったということになります。いや~感慨深いですね。
東北関東大震災が発生してからは不安や心配でいっぱいで、僕たちだけが日本を離れ訓練をしていて本当にいいのかと考え悩む時期もありました。
しかし、そんな中で、UNDや地元のみなさんの励ましや支えもあり、ひとつひとつ訓練を進めることができました。この一年は、訓練では緊張と試行錯誤の連続でしたが、生活ではアメリカの文化や人の温かさにも触れることができ、充実の一年だったと思います。

双発訓練機 Seminole (Emergency Descent練習中)
5-1多くはFAA(アメリカのライセンス)の双発機の飛行訓練とJCAB(日本のライセンス)訓練を残すのみとなりました。1人も欠けることがなく、ここまで協力して来られたことは5-1の誇りだと思います。
しかし、ここからが新たなスタート。近い将来、プロのパイロットとして日本の空を舞うためにも、今ここでできる多くのことを吸収し、共に成長したいですね。5-2や新しい6-1の仲間とも連携して訓練に取り組みたいと思います。

それでは、今回はこの辺りで。不安定な天候の季節です。みなさん、お身体をご自愛ください。 保子