2011年10月24日月曜日

訓練の合間に

はじめまして航空操縦学5期生の古井です。ついに自分に回ってきちゃいましたかとういう感じですが、しっかりとこなしていきます。

Pinesのシェフと前回紹介されてたので一応その期待を裏切らないように料理ネタでいきましょう!
こちらでの食事は主に自炊ということになりますが、いったいどのような食材があり、どのようなものが作れるのかと気になる人もいるのではないのでしょうか?
基本的には日本で手に入れられるものはほとんど手に入ります。たとえば、お米、味噌、豆腐、わかめ、のり、鮭とか。これで朝食の出来上がり。(でも、こんな朝食めったに食べません・・・)
他には自分の地元名古屋の味噌カツ、手羽先


マグロやサーモンを使って手巻き寿司


まだまだ作り方さえ知っていればいろいろ作れますよ (^o^)/

また最近は寒くなってきたので(最高気温がひと桁台です。もちろんマイナスにもなります。)、冬の定番の鍋でもやろうかな?というところ。もちろん鍋と言ったら味噌煮込みうどんでしょ。
あっ!ちなみに気温がマイナスになるとwinter gearというジャケット、帽子、手袋、ブーツの4点セットが必要になります。

ウィンターギアを身に付けたクボシュン達

次は中島亮くん!
おねがいします。

2011年10月19日水曜日

遠い未来ではなく!

ご無沙汰してます、福島です。

前回、神楽岡が計器飛行について書いてくれましたが・・・・・
今日は素晴らしいもの(?!)をお見せしたいと思います・・・・(^-^)


↑が、だいたいみんながフライトに持っていかなければならない資料類です。
左から、操作手順のマニュアル、飛行機のマニュアル、計器飛行に必要なチャート、大学の規定(社内規程のようなもの)。
下に敷いてあるのが、計器飛行のルートマップです。

この他にも、毎回の訓練の内容が書いてあるバインダーや、必要によっては法律が書いてある分厚い本、空港の情報が書いてある本、ニーボード(膝につけて机代わりにするもの)、等々・・・要するにでかくて重い物がたくさんあるというわけです。


しかし、、、、
今日の自分の荷物は少ない・・・・少ないっ!!




iPad!!!!!!

左においたのはB787の下敷き。それより小さい・・・・!!
iPadに写っているのは、計器飛行用のアプローチチャートです。

メリットは・・・・
①軽い
②目的のページを探すのが簡単
③でっかいエンルートチャート(最初の写真で下に引いてたもの)を広げなくてすむ!!
④チャートの他にもすべてのテキストやマニュアルが入る!


日本ではまだ許可されていませんが、UNDでは離着陸を含め全てのphaseでcockpitでのiPadの利用が可能です。

今日は少し遠くの空港へ行く予定でしたが、天気が急変。
別の空港に目的地を変えることになりました。
本来ならバインダーからその空港のチャートを探して・・・・と、どんどん時間を消費してしまう所が、、、
iPadが数秒で表示してくれます><!

大きなエンルートチャート(地図)を狭いコックピットで広げる必要もなくとてもスムーズ。

自分で使っていて感動しました。

飛ぶ前のウェザーブリーフィングなんかにもとても便利で重宝しています。

紙のマニュアルをたくさん持っているのが、想像していたパイロット像だったので、いつかすべて電子化されてしまうのも寂しい気もしますが、これはすごいな・・・と感じました。


という・・・iPad自慢でございました。笑

あしたのExamもがんばっていきましょー! 

2011年10月14日金曜日

計器飛行方式による訓練

こんにちは!
5-1期生の神楽岡です。今回が2回目の投稿になります。
最近のGrand Forksは、冬の到来を感じさせるほど朝晩は冷え込んでジャケットなしではいられない季節となってきました。12月以降になると、-10、20℃は当たり前になるそうで、GFKの極寒の冬をまだ経験したことがない私たちにとっては未知なる体験になることと思います。

現在の訓練の進捗状況としては、ほとんどの人がCourse222という本格的なIFR Flightの訓練を行っております。IFR Flight(計器飛行方式)とは、目視及び飛行機の計器の両方を駆使して、さらにATCとコミュニケーションを取りながら行う飛行のことです。また、基本的にATCが指示するルートやあらかじめ決められたルートに沿って飛行しなければならず、より高度なフライトマネージメントが要求されます。決められた飛行ルートは、左画像の公式に発行されたチャート等に書かれていて、それを使います。




右のチャートはエンルートチャートというもので、これもすでに飛行すべきルートが書かれています。フライトプランを作成する際もこのチャートを利用します。







IFR飛行の訓練時は左のフードを着用して、外の景色が見えないようにします。天気が良い日でもこのフードを使えば、IFRの訓練を行えます。









こんな天気の悪い日でも安全に飛行できるようにならなければなりません。冬になると、天気はさらに悪くなり飛べない日が続くこともあるとのことなので、モチベーションの維持も大切になってきます。






IFRの訓練はエアラインの運航と直接関係してくる部分でもあります。今までのVFR飛行(外を見ながら飛ぶ飛行形式)以上にフライト中のATCとの交信や操縦が複雑になり、苦戦する場面も増えてくると思います。しかし、そんな厳しい試練もひとたび乗り超えれば、パイロットとして(また大学生として)また一歩成長できるきっかけにも成りえます。そのためにも、今は一つの踏ん張り時なのかもしれません。

先日、UNDのアイスホッケーチームの試合があり観戦しに行きました。

試合結果は8-1でUNDチームの圧勝でした。熱狂的なファンも多く、聞いたところによると、UNDのアイスホッケー部は全米でもトップクラスで、人気スポーツの一つだそうです。


                 今週のクボシュン:-)

次回はPinesのシェフこと、古井君にお願いします!