2011年10月14日金曜日

計器飛行方式による訓練

こんにちは!
5-1期生の神楽岡です。今回が2回目の投稿になります。
最近のGrand Forksは、冬の到来を感じさせるほど朝晩は冷え込んでジャケットなしではいられない季節となってきました。12月以降になると、-10、20℃は当たり前になるそうで、GFKの極寒の冬をまだ経験したことがない私たちにとっては未知なる体験になることと思います。

現在の訓練の進捗状況としては、ほとんどの人がCourse222という本格的なIFR Flightの訓練を行っております。IFR Flight(計器飛行方式)とは、目視及び飛行機の計器の両方を駆使して、さらにATCとコミュニケーションを取りながら行う飛行のことです。また、基本的にATCが指示するルートやあらかじめ決められたルートに沿って飛行しなければならず、より高度なフライトマネージメントが要求されます。決められた飛行ルートは、左画像の公式に発行されたチャート等に書かれていて、それを使います。




右のチャートはエンルートチャートというもので、これもすでに飛行すべきルートが書かれています。フライトプランを作成する際もこのチャートを利用します。







IFR飛行の訓練時は左のフードを着用して、外の景色が見えないようにします。天気が良い日でもこのフードを使えば、IFRの訓練を行えます。









こんな天気の悪い日でも安全に飛行できるようにならなければなりません。冬になると、天気はさらに悪くなり飛べない日が続くこともあるとのことなので、モチベーションの維持も大切になってきます。






IFRの訓練はエアラインの運航と直接関係してくる部分でもあります。今までのVFR飛行(外を見ながら飛ぶ飛行形式)以上にフライト中のATCとの交信や操縦が複雑になり、苦戦する場面も増えてくると思います。しかし、そんな厳しい試練もひとたび乗り超えれば、パイロットとして(また大学生として)また一歩成長できるきっかけにも成りえます。そのためにも、今は一つの踏ん張り時なのかもしれません。

先日、UNDのアイスホッケーチームの試合があり観戦しに行きました。

試合結果は8-1でUNDチームの圧勝でした。熱狂的なファンも多く、聞いたところによると、UNDのアイスホッケー部は全米でもトップクラスで、人気スポーツの一つだそうです。


                 今週のクボシュン:-)

次回はPinesのシェフこと、古井君にお願いします!