2011年10月19日水曜日

遠い未来ではなく!

ご無沙汰してます、福島です。

前回、神楽岡が計器飛行について書いてくれましたが・・・・・
今日は素晴らしいもの(?!)をお見せしたいと思います・・・・(^-^)


↑が、だいたいみんながフライトに持っていかなければならない資料類です。
左から、操作手順のマニュアル、飛行機のマニュアル、計器飛行に必要なチャート、大学の規定(社内規程のようなもの)。
下に敷いてあるのが、計器飛行のルートマップです。

この他にも、毎回の訓練の内容が書いてあるバインダーや、必要によっては法律が書いてある分厚い本、空港の情報が書いてある本、ニーボード(膝につけて机代わりにするもの)、等々・・・要するにでかくて重い物がたくさんあるというわけです。


しかし、、、、
今日の自分の荷物は少ない・・・・少ないっ!!




iPad!!!!!!

左においたのはB787の下敷き。それより小さい・・・・!!
iPadに写っているのは、計器飛行用のアプローチチャートです。

メリットは・・・・
①軽い
②目的のページを探すのが簡単
③でっかいエンルートチャート(最初の写真で下に引いてたもの)を広げなくてすむ!!
④チャートの他にもすべてのテキストやマニュアルが入る!


日本ではまだ許可されていませんが、UNDでは離着陸を含め全てのphaseでcockpitでのiPadの利用が可能です。

今日は少し遠くの空港へ行く予定でしたが、天気が急変。
別の空港に目的地を変えることになりました。
本来ならバインダーからその空港のチャートを探して・・・・と、どんどん時間を消費してしまう所が、、、
iPadが数秒で表示してくれます><!

大きなエンルートチャート(地図)を狭いコックピットで広げる必要もなくとてもスムーズ。

自分で使っていて感動しました。

飛ぶ前のウェザーブリーフィングなんかにもとても便利で重宝しています。

紙のマニュアルをたくさん持っているのが、想像していたパイロット像だったので、いつかすべて電子化されてしまうのも寂しい気もしますが、これはすごいな・・・と感じました。


という・・・iPad自慢でございました。笑

あしたのExamもがんばっていきましょー!